フロンティアの公益的取り組みについてお知らせします。
2015.08.06
お知らせ
1)平成25年度は、社会福祉法人の役割を認識し地域社会で求められている制度外の様々な課題に対応するために「公益的取り組みの推
進委員会」を設置し
●複雑で要件が厳しく利用しにくい「生活困窮者等の利用者負担軽減制度」の周知及び簡易判定様式を作成し、利用促進を行いました。
●公益的取り組みについて職員の意識向上を図るアンケートを実施・集約し「プチお仕事支援~中間的就労の受け入れ~」を企画案とし
ました。
2)平成26年度は、事業開発委員会で公益的取り組みの企画案を引き継ぎ、実現に向けて検討し自治体等に働きかけを行いました。その
結果
●生活保護受給者の自立支援として、介護の仕事に就く前の方にボランティア体験をしていただく受け入れ体制として、各施設で仕事の
切り出しを行いました。
●豊島区就労支援センター「すまいる★としま」と連携して、就労意欲喚起事業の受け入れ態勢として施設の見学や行事に参加していた
だくことで、施設の雰囲気に慣れていただくように準備を進めました。
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│3)平成27年度の取り組みとして │
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│ ●平成16年度より法人の自主事業として行っている「配食サービス」は公益的要素が高い事業であるため、地域のニーズに合わせ│
│ て拡充していきます。(いけよんの郷・松が丘シニアプラザ) │
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│ ●人材育成のための「初任者研修事業」を25年度より実施していますが、生活困窮者の方の自立支援に向けて、平成27年度は象│
│ となる方には受講料無償で受入を行います。 │
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│ ●「プチお仕事支援」は①高齢者の生きがい・健康寿命の促進②ニートの社会復帰支援(中間就労)の2つのテーマを掲げています│
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│ ①の高齢者については3名の方が就労しています。 │
│ ②の中間就労については就労の前段階のボランティアの方が5名前後活動しています。今後も多くの対象の方に活躍していただけ│
│ るように、受け入れ態勢を拡充していきます。 │
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│ ●認知症サポーター養成講座において、地域住民の方にわかりやすく理解していただけるようにクイズ形式を用いた「寸劇隊」の活│
│ 動を豊島区新庁舎で実施しました。今後も活動の幅を広げていきます。 │
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その他
●平成26年11月に設置推奨の対象施設ではない小規模施設も含めて、全施設にAEDを設置しました。もしもの時に地域の方々にも
活用していただけるものと思います。
●巣鴨少年センターとの連携により、子供の非行などの問題による悩みや、いじめ犯罪被害にあい精神的ショックを受けた子供、家族、
先生等を対象に更生させる目的で社会に出ていく訓練の一環として高齢者施設での洗濯たたみの場を提供しています。