特養山吹の里 リハビリのご紹介②
2022.02.24
お知らせ
山吹の里に入所されている方を対象とした機能訓練を一部ご紹介します。
第2回は『マッサージ・関節可動域訓練』です。
目的:
①身体各所の関節可動域制限の緩和
②浮腫(むくみ)の改善
③疼痛の緩和
解説:
日常生活の場面では、食事・トイレ・更衣・等の様々な動作が必要となります。しかし、肺炎や脳卒中などの罹患後は、後遺症や臥床時間の増加に伴って筋肉や関節周囲の組織が伸長する能力を失う事があります。これにより関節の可動域(動く範囲)が制限されてしまい、日常生活動作が困難となる事があります。他にも骨折受傷やリウマチなど様々な疾患を切っ掛けで生じる関節可動域制限を緩和して日常生活動作を維持する目的で、マッサージや関節可動域訓練を行っています。
また、運動量の減少や血中アルブミン値の低下による浮腫の改善や、筋力低下からの姿勢と動きの崩れによる痛み等の緩和を目的として実施する事もあります。