理事長あいさつ

社会福祉法人フロンティアは、昭和56年(1981年)に、中国戦国時代の儒者・孟子の故事「我善く吾が浩然の気を養う」から法人名称を「養浩会」と名付け、豊島区で最初の「特別養護老人ホーム養浩荘」の開設からスタートしました。
したがって、令和5年は法人設立以来42年目の年となります。この間法人は、事業区域を豊島区から中野区、文京区へと拡大させ現在職員数約500名を擁する組織へと成長しました。
展開している事業は、特別養護老人ホームが3施設・242床、知的障害者支援施設1施設、一般・認知症対応型のデイサービス事業所9施設、高齢者・障害者のグループホーム2施設の運営やその他の受託事業など幅広い事業を行っています。
法人経営の基本理念・経営ビジョンなどについては、別に述べる通りですが、法人が最も大切にしていることは、社会福祉法人は営利法人と違い、地域での役割りやつながりに重点が置かれる特別法人としての性格があるため、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実かつ効率的に実施していく、このことに力を注いで行きたいと考えていることです。
このホームページで社会福祉法人フロンティアのことを知り、法人の魅力を感じて頂ければ大変幸せです。

理事長 水島 正彦

経営理念

「人が、人としての尊厳を保ちながら、身近な地域で自立した生活が営めるよう支援します。」

法人は、地域社会の中で福祉を必要とするすべての人が、法人・職員のもつ情熱と真心により、個人の意思と尊厳が保障され、自立のためのサービスを享受できるよう支援します。

また、法人は、社会福祉事業の主たる担い手として、法人が経営する事業を確実・効率的かつ適正に行うため、自主的に経営基盤を強化するとともに、事業経営の透明性を確保し、ご利用者様の満足度を高められるよう、サービスの質的向上に努めます。

経営ビジョン(未来像)

法人は、社会福祉事業展開にしっかり軸足を置きながら、経営の健全性と透明性を確保しつつ、その他の公益的事業(法人におけるSDGs事業と位置づける。)等についても積極的に取り組んでいきます。

1.在宅・施設福祉を基本とする生活支援

地域のニーズに応え得る在宅・施設サービスを推進するため、社会福祉法、介護保険法、障害者総合支援法等の法令を遵守し、アイディアを生かした生活支援型サービスの提供に努めます。

2.支援対象者を拡充しての福祉推進

地域住民の福祉ニーズの総合的な把握に努め、高齢者、障害者等に対する施設の設置・経営等を含め、有効かつ適切なサービスの提供に努めます。

3.地域を拡大しての事業展開

豊島区を中心に中野区、文京区でも更なる事業展開を図るとともに、他の地域においても要請とチャンスがあれば積極的に参画し、それぞれの地域における福祉事業の展開を図り、真に地域住民の福祉向上に寄与できるよう努めます。

基本戦略(経営方針)

法人の未来像の実現に向けて、ご利用者様中心のサービス提供を進めます。

1. ご利用者様中心主義の一層の展開

「自立し生きがいを感じられる充実した生活とは…。」の問いを原点に、ご利用者様の声と社会状況の変化に合わせたサービスに努めます。

2. 創造的な事業展開

新鮮かつ健全な経営感覚に基づく組織体制を確立し、創造的な事業展開と改革を進めます。

3. コロナに負けない事業運営

法人はご利用者様及び地域住民の福祉維持のため、継続的にサービス提供をせねばならない責務を担っていることを自覚し、コロナ禍の中でも感染対策を徹底しサービスを提供します。

法人概要

法人データ

理事長水島正彦
理 事8名
監 事2名
評議員13名
基本金2億4000万円
住 所東京都豊島区池袋四丁目29番6号アクシア池袋204号室
職 員471名(令和5年4月1日現在)
法人組織 組織一覧(令和5年4月1日現在)

法人沿革

昭和56年3月10日“浩然の気を養う”の故事にならい社会福祉法人養浩会として発足
昭和56年10月9日特別養護老人ホーム養浩荘を開設
昭和62年12月1日豊島区から高齢者在宅サービスセンター高田豊寿園の運営受託
昭和63年2月17日法人名称を「シルバーセンター豊島」に改称
昭和63年10月1日豊島区から高齢者在宅サービスセンター東池袋豊寿園の運営受託
平成元年4月1日豊島区から特別養護老人ホーム山吹の里及び高齢者在宅サービスセンター山吹の里の運営受託
平成3年4月1日豊島区から高齢者在宅サービスセンター長崎第一豊寿園の運営受託
平成4年4月1日豊島区から高齢者在宅サービスセンター千川豊寿園の運営受託
平成9年4月1日高齢者在宅サービスセンターいけよんの郷を開設
平成11年4月1日いけよんの郷及び山吹の里在宅介護支援センターを開設
平成12年4月1日養浩荘及び山吹の里ホームヘルパーステーションを開設
平成14年4月1日法人名称を「フロンティア豊島」に改称
平成15年4月1日松が丘シニアプラザ(高齢者在宅サービスセンター・高齢者福祉センター・在宅介護支援センター)の事業開始
鷺宮高齢者福祉センター及び西部在宅介護支援センターの事業開始
平成17年4月1日知的障害者入所更生施設及び通所授産施設いけぶくろ茜の里を開設
豊島区立特別養護老人ホーム山吹の里及び高齢者在宅サービスセンター5カ所の運営受託から法人の設置経営に移行
平成18年4月1日いけよんの郷、中野区中野北及び中野区鷺宮地域包括支援センターの運営受託
平成19年4月1日認知症対応型デイサービス長崎いずみの郷を開設
知的障害者グループホーム長崎いずみの郷を開設
平成19年12月1日特別養護老人ホーム文京くすのきの郷及び文京くすのき高齢者在宅サービスセンターの事業開始
平成20年4月1日豊島区の西部地域包括支援センター及び中野区の野方高齢者会館の運営受託
平成21年4月1日法人名称を「フロンティア」に改称
障害者支援施設いけぶくろ茜の里として新体系に移行
平成21年5月1日高齢者グループホームおさたけを開設
平成23年3月10日法人設立30周年記念式典を挙行
平成24年8月1日知的障害者ケアホームしいの実を開設
平成25年4月1日松が丘高齢者福祉センター廃止により新たに高齢者会館機能の運営受託
松が丘ケアプラン相談センターを開設
平成26年4月1日鷺宮高齢者福祉センター廃止により新たに鷺宮高齢者会館の運営受託
いけぶくろ茜の里相談支援室を開設
平成28年3月31日豊島区への施設返還に伴い高田豊寿園を閉園
平成29年8月31日都市計画道路用地として土地を収用されるためしいの実閉鎖
平成30年3月31日豊島区への施設返還に伴い東池袋豊寿園及び長崎第一豊寿園を閉園
令和元年4月1日豊島区立高田介護予防センターの運営受託
いけぶくろ茜の里定着支援事業の開始
令和元年6月1日特別養護老人ホーム養浩荘が移転し特別養護老人ホーム池袋ほんちょうの郷に改称
養浩荘事業部を池袋ほんちょうの郷事業部に改称
令和元年8月1日山吹の里ホームヘルパーステーションを池袋ほんちょうの郷ホームヘルパーステーション出張所として改編
令和5年4月1日松が丘高齢者在宅サービスセンターは、地域密着型通所事業に移行
いけぶくろ茜の里就労移行支援事業の廃止
(令和5年4月1日現在)